母性 ネタバレなし
こないだの土曜に映画「母性」を観に行ってきた。
大地真央と高畑淳子の存在感と演技がすごすぎて、それが一番のインパクトだった。
伝わる演技って圧巻だなあ。
話を追うために画面を見るんじゃなくて、目が離せなくてじっと見入ってしまうと言う方がしっくりくる。
まばたきなんかできないよ。
(ドライアイだからせざるを得ないんだけどさ私は。もったいない。)
娘属性が強めのお母さま大好きな女性(戸田恵梨香)が、期せずして母になってしまったときのモノローグが独特すぎて
「え?なんて?」
って感じなので必見。
印象的なのは、自分自身の気持ちをも母の意見で上書きしてしまうところ。
意外とリアルなんじゃないかな。その気持ちはわからなくはない。
ただそれが、結婚相手の選択をも、ってところが象徴的だった。
映画を通して、いつまでも「娘」であり続けたいという強い気持ちの存在は伝わった。
ただ・・・母性がどうのこうのというより
「え、この男なんなん」と。
「は?」と。
皆が思うことだろう。
そして、結構現実世界にこういう人はいると思う。
思い返すと、フィクションっぽい感じで 現実にはありえなさそうな内容に見えても、
意外とリアルなのでは…と思う映画でした。
おわり。